2020-01-27 第201回国会 衆議院 予算委員会 第2号
これは、防衛省の専門家が特に、アメリカでよく使っている、自衛隊アセットの派遣という言い方をするんですが、私は、このアセットという言葉が大変冷たく無機質に感じます。現地に派遣されるのは血の通った自衛官であります。米国に対して説明する場合を除いて、アセットの派遣はなるべく使わないでほしい。
これは、防衛省の専門家が特に、アメリカでよく使っている、自衛隊アセットの派遣という言い方をするんですが、私は、このアセットという言葉が大変冷たく無機質に感じます。現地に派遣されるのは血の通った自衛官であります。米国に対して説明する場合を除いて、アセットの派遣はなるべく使わないでほしい。
○河野国務大臣 今般の検討において、情報収集態勢強化のための自衛隊アセット活用として想定している活動は、情報収集でございます。
今我々が検討しているのは、あくまでも、先ほど来申し上げているように、現時点において直ちに自衛隊アセットによって我が国の関係船舶を防護するような状況ではないというのを申し上げておりますし、ましてや今紛争が起きるということを前提に考えているものではございません。
若干繰り返しになるかもしれませんが、現時点において直ちに自衛隊アセットによる我が国に関係する船舶の防護を実施する状況にはないと考えておりますが、こうした状況が変化する場合には、我が国に関係する船舶の安全を確保するために必要な措置について検討することとしておりますので、この措置をとる場合には海上警備行動の発令が考えられます。
まず、この派遣の目的ですが、今般、国家安全保障会議等において安倍総理を含む関係閣僚間で行った議論を踏まえ、我が国として、中東における我が国に関係する船舶の安全確保のための独自の取組を行っていくとの考えのもと、政府方針として、情報収集態勢を強化するために自衛隊アセットの活用に関する具体的な検討を開始いたしました。
○山本副大臣 中東情勢に関しましては、現時点において直ちに自衛隊アセットにより我が国に関係する船舶の防護が必要とされる状況にはないと考えております。また、仮に自衛隊アセットを派遣したとしても、自衛隊に対する攻撃が想定されるような状況でもないと考えております。 その上で、今般の検討において、情報収集態勢強化のための自衛隊アセット活用として想定している活動は、あくまでも情報収集でございます。
○槌道政府参考人 まず、今回示されていました方針は、あくまでも、中東における情報収集態勢の強化に関しまして自衛隊アセットの活用に係る具体的な検討を開始するというものでございます。現時点で船舶の防護を必要とする状況ではないというふうに考えております。
今回、自衛隊アセットを活用して実施することを検討しております活動は、その目的は情報収集ということになります。 したがいまして、その場合、その法的根拠につきましては、防衛省設置法第四条第一項第十八号に規定します「所掌事務の遂行に必要な調査及び研究」として行うということと理解しております。
○槌道政府参考人 まず、現時点におきまして、直ちに自衛隊アセットによる我が国に関係する船舶の防護を要する状況にはないということでございますし、また、仮に自衛隊アセットを派遣したといたしましても、自衛隊に対する攻撃が想定されるような状況ではないと考えていることは申し上げておきたいと思います。
○槌道政府参考人 今般、政府方針として示されておりますのは、情報収集態勢を強化するために自衛隊アセットの活用に関する具体的な検討を開始せよということでございます。